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秋吉久美子

秋吉久美子
秋吉 久美子(あきよし くみこ、1954年7月29日 - )は、日本の映画女優。本名、小野寺 久美子(おのでら くみこ)。
静岡県富士宮市出身。Beside所属。父親の業務上の理由で、福島県いわき市で育ち、福島県立磐城女子高等学校(現・福島県立磐城桜が丘高等学校)を卒業。
1972年、松竹映画、『旅の重さ』の主役オーディションで、高橋洋子についで2位となり、端役として出演する。この演技が認められ、1973年、松本俊夫監督の『十六歳の戦争』に主演するが、難解だという理由で1976年まで公開されなかった。1974年、日活の藤田敏八監督の青春映画『赤ちょうちん』、『妹』、『バージンブルース』に立て続けに出演し、愛くるしい表情とそれに似合わない大胆な脱ぎっぷりで一躍フォークソングとベトナム反戦の時代の寵児となる。代表的な作品には、『誘拐報道』(1982年、東映)、『異人たちとの夏』(1988年、松竹)、『レッスン』(1994年、ポニーキャニオン)、『深い河』(1995年、東宝)などがある。円熟した女性を演じて定評がある。濡れ場シーンでは、他の同年輩の女優の追随を許さない大胆な演技を披露した。
高校時代は文学部の部長をしていた。あちこちの雑誌やテレビなどでもらした言葉を集めた「つかのまの久美子」(1977年 青春出版社)ではユニークで鋭い感性が光っており、五木寛之氏も「静かな平凡を夢見る卓抜な個性」と帯に感想を書いている。
作詞家としても活躍しており、DOGGY BAG、松尾光次にも楽曲を提供している。
またシラケが流行した1970年代、桃井かおりらとともに、そのユニークな言動が話題を呼んだ。このため「シラケ女優」、「なまいき」、「毒舌」などと言われた。有名なものに、「面白くもないのにカメラの前で笑ったり、俳優ってバカみたい」や、子供が出来たときの記者会見の「おなかが大きくなるのはイヤ、卵で産みたい」、映画『異人たちとの夏』で日本アカデミー賞「助演」女優賞を獲ったときの「私、助演やってるつもりないんですけど」などがある。「妹」の公開前、宣伝のために出演した番組にて共演者が礼儀正しくインタビューに答えていたのに対して、頬杖をつきあさっての方を見ていた彼女がかえって新鮮に筆者の目には映った。なお、当時の様々なラディカルな言動については後に「恥ずかしい」と反省の言葉を述べた事がある。
近年はバラエティにもゲスト出演している。
2006年8月12日、第38回NHK『思い出のメロディー』で司会に初挑戦。会見で「あのころは"痛がる時代"だったと思う」と独自の理論を披露した。
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